CT検査
CT検査とは
CT(Computed Tomography)検査とは、X線を用いて体内の断面画像を撮影する検査です。体内の断面像を撮影することによりレントゲン写真より詳細に体内の観察をすることができ、病気の診断や治療計画を立てるのに役立ちます。骨や各種臓器・血管・腫瘍など、レントゲンでは確認しづらい部分も3Dで撮影可能で明瞭に描出することが可能です。
当院のCT検査について
当院ではシーメンス社の16列CT装置を導入しています。患者さまの安全と快適さを最優先に考えた検査を行っています。撮影中はスタッフが丁寧にサポートいたしますので、不安な点やご質問があればお気軽にお声かけください。
体調不良や健康診断で異常を指摘された方はもちろん、「何となく不調だけど原因が分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。当院のCT検査を通じて、皆さまの健康をサポートいたします。
体調不良や健康診断で異常を指摘された方はもちろん、「何となく不調だけど原因が分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。当院のCT検査を通じて、皆さまの健康をサポートいたします。
検査の流れ
- 準備: 特別な準備は基本的に不要です。撮影部位に入る金属類(ネックレス・ベルト・エレキバンなど)は外していただきます。検査着の準備もありますので必要な場合は着替えていただきます。
- 撮影: CT装置のベッドに横になっていただき撮影を行います。撮影中は胸部・腹部に関しては息止めが必要ですが、痛みを伴うことはありません。
- 造影剤の使用: 一部の検査では、造影剤を使用して血管や臓器をより鮮明に映し出すような撮影法がありますが、当院では施行できません。必要な場合は総合病院などに紹介させていただきます。
- 所要時間: 検査自体は数分程度で終了します。画像の作成・読影にしばらく時間をいただきます。
CT検査で分かること
CT検査は、以下のような多くの疾患や異常の診断に使用されます。
当院で施行しているCT検査は原則、頭部(脳)・胸部(肺)・腹部(消化器)です。骨・脊髄・血管など前記以外の撮影は基本的にはしていません。
当院で施行しているCT検査は原則、頭部(脳)・胸部(肺)・腹部(消化器)です。骨・脊髄・血管など前記以外の撮影は基本的にはしていません。
- 脳の異常(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・脳腫瘍など)
- 肺の疾患(肺がん・肺炎・気胸など)
- 腹部の異常(腫瘍・結石・炎症など)
CT検査の特徴とメリット・デメリット
- 短時間で正確な診断: 高精度の画像を短時間で撮影でき、早期発見・診断が可能です。複数の断面像が撮影できるので3Dでの観察が可能です。
- 幅広い診断が可能: レントゲンやエコーでは確認できないような部位のさまざまな部位をより詳細に観察できます。
- 負担が少ない: 撮影中に痛みや不快感はありません。
注意事項
- 放射線被ばくがあります。妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は、事前に医師にご相談ください。
- CTと撮影すればすべてがわかる、という万能な検査ではありません。場合によってはエコー検査やMRI検査の方が得意な臓器や疾患もありますので症状次第で有意義な検査を提案させていただきます。
- 金属類を身に着けていると画像に影響がありますのですべて外していただきます。