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大腸カメラ検査


大腸カメラ検査とは?

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、大腸や直腸の内部を直接観察するための検査です。大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)などの早期発見に役立ちます。チューブ状の内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体を詳細に確認します。必要であれば組織検査、小さなポリープであれば同時に内視鏡的に切除が可能なものもあります。

検査の流れ

  1. 事前準備:検査前日の夜(寝る前)に自宅で下剤を服用し、腸内をきれいにする準備を始めます。検査前日は一日通して食物繊維の少ない食事を摂取していただきます。具体的な指示は、診察時に医師が詳しくご説明します。
  2. 検査当日:腸管洗浄剤を2時間かけて約2リットル内服していただきます。ご希望のある方は鎮静剤・鎮痛剤を使用することで、精神的・肉体的にリラックスした状態で痛みや不快感を和らげることができます。使用できない方もいますので、診察時にご相談ください。
  3. 内視鏡の挿入:内視鏡を肛門から挿入して大腸の中を観察します。通常15~30分程度で終了します。
  4. 結果の説明:検査後に医師が結果を説明し、必要に応じて治療計画を立てます。組織検査・ポリープ切除をした場合は10-14日後に結果の説明をしますので、診察にお越しいただきます。

大腸カメラ検査のメリット

  • 大腸ポリープはその場で切除可能な場合があり、がん予防に役立ちます。また、結果次第で適切な今後の経過観察方針を説明します。
  • 大腸がん検診としての精度が高く、がんの早期発見に効果的です。
  • 腸内の詳細な画像が得られるため、他の検査では発見しにくい異常も確認できます。

注意事項

  • 検査前後は脱水症状を防ぐため、水分補給を心がけてください。
  • 鎮静剤・鎮痛剤を使用した場合、当日の運転は禁止です。足腰の弱い方は転倒には十分注意ください。
  • 便秘の強い方、出血のある方は事前に下剤調整が必要な場合があります。診察時に確認しますので正確な情報提供をお願いいたします。

大腸に不調を感じる方や40歳以上の方は、1回大腸カメラ検査をご検討ください。私たちのクリニックでは、リラックスして検査を受けられる環境を整えています。
※当クリニックでは、胃カメラ・大腸カメラ検査ともに最新の機器を使用し、快適で安全な検査を提供しています。内視鏡専門医・指導医資格を持つ医師、内視鏡認定技師を持つスタッフが在籍していますので安心して検査を受けていただけると考えます。少しでも不安や疑問がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください!

当院の大腸カメラ検査は、下記のような説明文書を用い分かりやすく説明をしています。分からないことや質問事項のある方はスタッフまでご相談ください。内視鏡検査後も、各々に合った今後の経過観察の方針・推奨される検査間隔などについて根拠のある説明をさせていただきます。全員一律に1年に1回、というような過剰な検査の推奨は致しませんのでご安心ください。

大腸内視鏡検査を受ける適切な間隔について

大腸カメラの説明文書