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医学部に行く


真面目な家庭で育った。お金持ちという訳ではないが不自由なくやりたいことをやらせてくれた両親には感謝。勉強しろ、早く起きろと言われた記憶はない。
【自己分析】最低限は言われなくても勝手にやる性格・強制されると基本やらない、納得いかないことはやらない、素直ではなく物事を斜めから見るタイプだが周りのことはよく観察している、努力は嫌い・頑張らないで何とかする方法を常に考えている・その努力は惜しまない、がんばっていますアピールは嫌いだが自分も含め頑張らない人は嫌い、結果が出る分だけ努力すれば良いと思っている(時々目算を誤る)、結果が出ないなら努力が足りないか目標設定を間違えていると思っている、飽きっぽい、諦めは早い、最初にできないと思ったら努力しないのでよく怒られる、要領は良い、手先は器用、リサーチ・分析は得意、自己評価高い?

結局、目算を誤り(笑)浪人することになる。やはり真面目に努力すべきだ。浪人は1年間だけ、ダメなら医学部は諦める、そう決めての浪人生活。親にも迷惑をかけたと思い努力した。ただ、翌年受かったから言えるのだが意外と浪人生活は楽しい、自分の人生や将来を考えたり、遊んだり、悩んだり、遊んだり。周りはみんなライバルだが、みんな同じ境遇。優秀な方々より1年余分に勉強して、悩んで、頑張って、結局医師以外の答えはなかった。一年後自治医大に合格、6年間授業料ゼロ、9年間の地域医療の義務付きだが(笑)
少しは親孝行できた。

6年間の大学生生活、楽しかった。今よりお金はなかったが時間はたっぷりあって、車も手に入れたので行動範囲も拡大。寮生活だったが単科大学のため同級生は約100人、家族みたいなものだった。在学年数×1.5倍(つまり9年)の地域医療の義務があったので6年で医師にならないと義務が伸びる、人生がかかったプレッシャーはあった。そして自治医大は毎年国家試験合格率100%近くを叩き出している、落ちるわけにはいかない。県庁の方に言われた、成績はトップでなくてもよいので6年で医師になってくださいと。入学して6年後、無事国家試験に合格。医師になった。